« 番外編 (知ったかぶってたバーティノフマスク) とオマケ | トップページ | 今日の星空 (球状星団3種(M3、M5、M13)) »

2017年2月26日 (日)

番外編 (バーティノフマスクのパターンによる見え方の違い)

前回の続きで仕切り幅(Structural bar thickness)を細くしたパターンと、スリット幅(slot count)も最小にしたパターンを作成しました。

58mmだけですけど。

82mmも作りたかったのですがフィルター枠が無かったことと、数年前に買ったOHPシートが無くなってしまったことが重なって作れませんでした。

フィルター枠もOHPシートもAmazonで手配済みです。

OHPシートは使っていた製品がすでに生産中止で手に入りませんので、別メーカーの製品を手配しましたがインクが定着するのか心配です。

バーティノフマスク4種類です。
Mask_test

一番左のはテストしませんでした。

廃棄です。


さて、テストですが、木星を対象にminiBORG50+レデューサ0.85xDGを使ってISO1600/10秒にて撮影しました。

まずは前回作成した左から2番目の仕切り6mmで2番目にスリット間隔の狭い仕様です。
Bahtinov_2

明るくてモニター上では一番見やすいモノでした。

ただ中心部は10秒では飛び気味でモヤっとしています。

モニター上でも明るすぎてピントの詳細が分かり辛い印象です。

もっと暗い星をピント合わせに使うのならいいのかも知れません。

次は左から3番目、仕切り1mmでスリット間隔は上のと同じです。
Bahtinov_3

これならピントの詳細がよくわかりもうちょっと追い込めます。

ただ、モニター上では暗い印象で、わかるけど撮影して確認したい結果となりました。


最後に一番右の仕切り1mmスリット間隔は最小にした仕様です。
Bahtinov_4

先ほどのモノより少し明るくなりました。

とは言うものの念の為に撮影して確認したい感じです。

スリット(slot count)はBahtinov factorとも関連するみたいですがよくわかりませんでした。

何度も数値を変えて画面上で確認して作りましたよ。

サイトの計算上のスリット間隔(Calcurated slot width)は値を変えるとコンマ以下のミリ設定が算出されますが、この58mmぐらいではできるパターンは1ミリ未満~0.6皆同じように見え、0.5ミリ以下も同様に同じ結果になるみたいです。

なので、上の最小とか2番目に最小とかという表現をしました。

印刷したら違うのかも知れませんが、そこまで確認はしませんでした。

拡大表示しても違いがみられなかったので、あくまでも計算上だけで結果には反映していないようです。

直接スリット間隔(Slot width override)を指定できますが、正の値しか入力できないので最小値は1ミリとなるようです。


次は、広角レンズでも使えるのか・・・ということですが、82mmで作成しないとSAMYANG14mmでは使えないので、検証は24mmレンズ(一応広角の部類でしょ、APS-Cだからフルサイズだと標準レンズかな?)で行いました。

この14mmについてはまた別の機会にしますね。

結論からいきます。

一番右のパターンならなんとか使えそうです。

対象は同じく木星です。
_dsc8231
(SIGMA SUPER-WIDEⅡ 24mm ISO1600 F=2.8 20sec)

まず仕切りは最小値の1mmが前提です。

中央遮蔽は作ってはいけません。(Open centerオプションについては検証していません。)

なぜなら対象の星が隠れてしまい写らないのです。

また、ピント確認対象の星が中央にないと3本の線が写らないのです。

次の写真は1枚上の写真の写っている星をピクセル等倍で切り出したモノですが・・・。
Bahtinov_wide

中央以外はその位置のマスクの形状にしかなりません。

14mmだとさらに星が小さくなるので何だか使えそうな気がしてきませんが、まぁ、やってみますよ。

せっかく24ミリでピントを合わせたので北斗七星を撮影しました。

1枚モノですけどね。
_dsc8236

« 番外編 (知ったかぶってたバーティノフマスク) とオマケ | トップページ | 今日の星空 (球状星団3種(M3、M5、M13)) »

天体写真」カテゴリの記事

工作関連」カテゴリの記事

機材」カテゴリの記事

コメント

こんばんわ。
超細いの作りましたね。この検証データは参考になります。
ある程度の分解能でも使えるので、これでもいいかとなりがちです。
光条の細さと分解能が向上すればさらに追い込めるので、やはり色々なパターンを作ってみるのがいいですね。
自分も広角用で使うリングを買い足さないといけません。

1mmぐらいのスリット&5mmぐらいの仕切りのモノを望遠用に、どちらも一番細かいモノを広角用にと使い分けがいいかもです。
どれか一つだけということなら一番細かいモノだけでもいいですね。
ピント合わせに使う星に合わせて使い分けるのがいいかなぁ。
いろいろ作って試してみてください。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/593299/64942214

この記事へのトラックバック一覧です: 番外編 (バーティノフマスクのパターンによる見え方の違い):

« 番外編 (知ったかぶってたバーティノフマスク) とオマケ | トップページ | 今日の星空 (球状星団3種(M3、M5、M13)) »

GPV気象予報

  • 雨量・雲量
無料ブログはココログ