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2017年9月17日 (日)

工作室 (スカイメモS用赤緯軸目盛環の見直し)

台風が近づいて来ているのですが、風もなく、時折雨がぱらつくぐらいで、短時間であまりお店を広げなければ工作には問題なさそうな感じでした。

もとより、赤緯軸目盛環の塩ビ管を少し短くして一部削るだけの加工なので、開始から撤収まで30分かからないだろうと考えていたので、雨が降り出さないことに掛けてみました。

出来ちゃいましたよ。

こんな感じです。
Dscn6420

前はクランプノブに嵌め込んで使っていました。
_dsc6521

粗動について質問を受けたことから思いついた改良策を実行したわけです。

以前の装着個所から、盲点になっていたカメラネジアダプターへの装着へ変更です。
Dscn6415

ココもクランプノブと同じ直径だったんですよ。

ただ、以前は目盛環自体の長さについては適当でよかったんですが、今回は制約があります。

そこで、以前の長さ約15mmから・・・。
Dscn6408

少し短くして13mmに変更しました。
Dscn6410

それと、微動台座の形状に合わせて断面の加工が必要でした。
Dscn6411

少し段差を付けてあげると、バーニヤ目盛との間隔があまり開かないので、目盛の読みがわかりやすくなります。

まぁたった1mmの違いなんですが、アリ型プレートの台座側の処理が少し丸みが付いているので、この加工をしても少し間隔があるように感じます。(1.5mmぐらいの深さに削った方が良かったな・・・。)
Dscn6420_2

前は下向きに付いていたバーニヤ目盛が上向きになるので、目盛環自体もそのままでは数字が逆さになって読み辛くなります。

なので、修正ついでにバーニヤ目盛も10分単位から5分単位に替えてみました。
Scale_fix

実際、付けてみた感じ微妙すぎますね。

バーニヤ目盛の間隔をもっと広げないとハッキリ読み取れそうもない気がします。

あまり間隔を広げても使い辛そうだし・・・。

 ※追記
  CAD画面上でいくつかパターンを試してみました。
  結果目盛環自体の目盛間隔が広がらないのにバーニヤだけ間隔を広げても無意味でした。
  60Φのこの目盛環には10分単位のバーニヤが一番使いやすいと思います。

10分単位でも全く不具合は感じなかったのでやり過ぎた感があります。


さて、これで粗動もできるようになりました。

でも、自分は粗動は使いませんけどね。

微動でコツコツと動かしますよ(^^;

クランプは絞めつけたい人なので、緩める際の反動が怖いのです。

この辺りの使い方は個人差があると思うので、同じような構成で使われる方で粗動も使う方は、ぜひこんな感じで作ってみてはいかがでしょうか?


※追記
tobosakuさんへ
月日目盛リングに貼る赤経軸目盛環のサンプルを貼っておきます。

「scale_sample.svg」をダウンロード

JWWで作成したものをInkscapeで読めるようにしてあります。
JWWでは月日目盛の実寸で作りましたが変換時に狂っているかもしれませんので参考程度に考えてくださいね。

(円錐を考慮して作り直しました。)

※またまた追記
赤経軸に関してのみですが、この目盛環なら塩ビ管の加工が不要なので工作は簡単な赤緯軸のみとなります。
そこでこの目盛環が月日目盛リングにピタッと来るパターンを作成中です。
上の添付ファイルでほぼ合っているように思いますが円周が若干足りていないような感じもします。
いくつかパターンを作っていますのでピッタリくるやつを探してまた貼っておきます。
SVG形式のファイルなので編集を必要としなければどなたでもブラウザで開いて印刷もできます。
多少編集したいという場合はSVGファイルが扱えるInkscapeなどのソフトウェアで行ってくださいね。
ソフトウェアの使い方の質問はご遠慮ください。
jw_cadのデータとして欲しい方は、コメントにそう書いていただければOKです。


作り直して記事にしました。

こちらからダウンロードしてください。

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コメント

こんばんわ!
相変わらずせいがでますね。
自分もこの方法のほうがいいかなと思ってやろうとしたことがありました。
赤緯のクランプを閉めたり緩めるときのショックが嫌なんですよね。
なので使うのは最初だけで、あとは同じようにチマチマと微動で動かしてます。
動かす量がわからないときは、微動で動かすのが辛かったですが、
今は目盛環があるので、動かす量が分かっているので、あそこの目盛りまで動かせば対象が導入できる喜びのほうが大きいですからね(笑)

賛同をいただきました。
そうなんですよね、目盛を見ながら動かすので微動での運用も楽しいというか面倒だと感じないんですよね。
なるほど、どこまで動かせばいいのか分かっているからそう感じるんですね(^^;

早速工作されたんですね。それにしてもいつもながら工作精度の高さに感心します。
私もシコシコ作業中ですが、カメラ回転装置の取り付け台座に60Φのアルミ材を使って、これに目盛環をはめようという魂胆ですが、キチキチ過ぎて回転どころかはめ込むのも無理な状態。また塩ビの環も温度収縮するようですし、いつでも硬すぎず緩すぎずとするには一工夫いるかなと思案中です。

To tobosakuさん。
その塩ビ管は内径が60mmの物ではないのでしょうか?それともアルミ材の方がオーバーサイズなのかな?
いずれにしても現実的に入らないということなので、どちらかの調整をしなければいけないということですね。

自分なら塩ビ管を調整します。
方法は・・・
1.アルミ材の円周にテープを巻いて、直径で1mmぐらい(=収縮対応調整のためのフェルトシートの厚み)径を大きくします。
2.塩ビ管を鍋で沸かしたお湯に入れて3分ほど煮込みます(^^; (バーナーでもいいですが焦げてしまうのが嫌なので)
3.十分に温まったら火傷に注意して取り出しすぐさま1のアルミ材に嵌め込みます。
4.ハマったら水をかけて冷まします。
と、こんな感じで塩ビ管のサイズを調整すればいいかと思いますが、いかがでしょうか?

それか電動ドリルにアルミ材を切断砥石のように固定できるなら、高速回転させておいて円周にヤスリをあてますかね。
万が一削り過ぎが怖いから塩ビ管を調整するほうがおすすめですかね・・・。

こちらで使っているTSソケット(呼び径50)の最大内径は60mmより若干大きくフェルトシートを貼ってちょうどいいのですが地方によっても水道設備の規格が違うのかな?

良いアドバイスいただきありがとうございます。
内径60.1~2ですね。アルミ材は60ジャストですが、摩擦もありはまりません。アルミ材をグラインダーで削るか、いや、とても真円には無理、塩ビをミニルーターで削るか、いずれにしろ滑り悪いよな・・と思案してたところです。押し広げてフェルト挟むアイデアいただきます。
塩ビの工作とかフェルトとか、むかーし、塩ビ管やボール紙重ねた管で屈折を自作していた高校生時代を思い出します。塩ビ管広げてレンズマウント作るのに、つい焦って焦がしたり、無理しすぎてグニュっとなったり(^^) 接眼部のドローチューブはフェルトでやりましたよ。
そんなアクロの6cmで木星の縞模様見て、目を皿にしてにらみ続けて、縞の微かな濃淡をスケッチして・・、飽きっぽい天文部の仲間は「そんなに見えないやないか」と疑いの目で見てましたけどね。
あっ、すみません思わず昔話。
さらに精進してみます。

To tobosakuさん。
塩ビ管での工作は大先輩なんですね。
自分はこの趣味を始めてからなのでまだ駆け出しです(^^;

因みに自分の使っている製品のサイズを測ってみました。
まずTSソケット継ぎ手(呼び径50)の内径ですが、入口から15mmぐらいのところで60.6mmでした。
メーカーのデータシートによると、最大内径のバラつきは60.8mm±0.3mmということなので規格通りの製品のようです。
エツミのカメラアダプターの最大外径が59.77mmでした。
0.8mmの余裕があるのでうまく機能したようです。

60.1~2mmって規格外の製品っぽいですね。
200円もしない製品なのでノギスで測って買い直した方がいいかもしれないですよ。

こんにちわ
目盛環&カメラ回転装置の工作がようやく一段落しました。経過をブログに上げました。果たして使い物になるかどうか・・^^;

To tobosakuさん
拝見しました。
上手く導入できるといいですね。
他の方も成功していますのできっとうまくいきますよ。
早く天気が良くなってほしいですね!

はじめまして
スカイメモsを買いまして2年ほど立ちましたが極軸合わせが難しく
未だにできておりません・・・
中央に合わせる微調整・・・
あと赤経などの緯度調整などなど早くできるようになりたいです。

ようこそ、ゆうゆうさん。
2年は長いですね。
そんなに難しい調整ではないと思いますが、根気よくやるしかありません。
使用環境が分かりませんが、スカイメモSではなく架台に問題があるとか他の原因があったりしませんか?
何が原因なのか分かるといいですね。

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