ローパスフィルター除去

2016年10月 8日 (土)

番外編 (今更の天体撮影におけるNEX-5N事情について)とオマケ

天気は星撮りには向かない日が続きますねー。

昨日、少しの間だけ月が見えていました。

ネタがないので月の写真でもと思い立ち、帰りがけに数パターン撮ってみました。

結果はダメダメでしたが、そこで、今日のこのネタを思いつきました。

際限がなく資金が必要になりそうな天体写真の趣味。

入り口だけでも楽しめないかな?と始めた当ブログ(ブログの主軸の一つです)。

今の主な機材は・・・

  • カメラ:SONY NEX-5N(改)
    • 望遠鏡:BORG71FL
    • 赤道儀:ケンコー・トキナー スカイメモS

    というプアな機材で運営していますよ(^^;

    天体撮影ではカメラの改造なしにはちょっと寂しいのでNEX-5Nの自己改造に踏み切りましたが、それというのも安いからできることなのです。

    もう何世代か前のミラーレス機なので、中古で1万円しないモノが見つかることもあるのですよ。

    分解改造は自己責任ですが、やってみればたいして難しい作業ではないので今に至っているわけです。

    今でも、検索キーワードが「NEX-5 ローパスフィルター除去」関連でご訪問くださる方がいらっしゃるので少数派ではあると思いますが、天体写真をこの機種で・・・と考えている方がいるはず!



    そこで、今日は撮影後の画像編集に使っているソフトをまとめてみました。

       1.星雲・星団向け

    撮影形式:RAW形式が前提です。
    パソコンには「SONY RAW DRIVER」を入れておけば、サムネイルやフォトビューワーでJPEG画像のように内容確認ができるので便利です。
    ※2017年1月中旬に買ったLenovoG50(Windows10)ではこのドライバーなしに使えています。

    DeepSkyStacker 3.3.4(フリーソフト):これでRAWから直に処理できます。

    画像処理ソフト:DeepSkyStacker3.3.4 → FlatAide(フリーソフト) → レタッチソフト(自分はPhotoShop7その後フリーで手に入るPhotoshopCS2に替えました)の順に処理しています。
    DeepSkyStackerでほとんどの処理を行い、周辺減光などをFlatAideで補正し、レタッチソフトで多少の色合い調整とアップロードのためのリサイズを行っています。レタッチソフトは16ビットTIFF形式が扱えてトーンカーブや色合いの調整が出来ればどんなソフトでもいいと思います。レイヤーの機能などがあって多彩な編集が出来ればよりベターですが、そこまでやるのは正直無理だし、入門レベルのこの機材構成では必要ないと割り切っています。

       2.惑星向け

    撮影形式:動画(MP4)orJPEG形式のどちらか。

    画像処理ソフト:REGISTAX6(フリーソフト) → レタッチソフトが基本の流れ。動画で撮影した場合REGISTAX6で扱えるAVI形式の動画に変換する作業が必要です。ただ、この変換ソフトが今まで使っていたノートPCが壊れてしまったために、現在、どのソフトがいいのかわかっていません。今までは「FORMAT FACTORY」でOKだったのですが、今、入手できるそのソフトは危険なソフトということでアンチウィルスソフトではねられます。ほかのフリーソフトを試しているのですがどれもREGISTAX6で扱えないみたいで困っています。まぁ、そのうち見つかるでしょ(^^;
    JPEGで撮ればそんな苦労はいらないのですが、枚数を稼ぐのが面倒なことと、シャッターショックの影響が出てしまうので動画で録りたいんですよね。
    その意味ではNEX5シリーズは惑星とか月などには向いていないのかもしれませんね。最近出番のないコンデジでも使いますか・・・NIKONのP310で問題なく使用できていたはずだから。




    どうですか?お金をたくさんかけずに天体写真の入り口が楽しめそうな気がしてきましたか?

    機材は多少投資が必要ですが、ソフトは基本フリーソフトでいけますよ。

    DeepSkyStackerもREGISTAX6も英語のソフトで立ち上げると???って感じですが、使い方についてはネットを参考に慣れるしかありませんので・・・。

    2~3回使ってみれば慣れますよ。

    あとは自分なりの使い方を工夫していけば苦にはならないと思います。


    ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!!







    テキストだけでは淋しいのでオマケの写真。
    _dsc4641

    野良猫の子ネコ(茶虎)です。

    いつもの子。



    器量はこちらの子(サバ虎?)より確実に悪いと思うのですが・・・。
    _dsc4645

    性格が可愛いのです。


    おやつが欲しくてもサバ虎のようにスリスリ甘えるような器用なことはできませんが、ジーッと待っているのです。

    食べ終わってもサッサと行ってしまうこともなく、いつまでも傍に居ようとするのです。


    生後一月前後で育児放棄されたからでしょうか、その後、頻繁におやつをくれる自分の事を特別な存在として思っているのかもしれません。

    自分の車を音で認識しているみたいで、この海岸に行くといつでも走って寄ってくるのです。

    自分が浜に降りたり、水を汲みに行くとその後をずーっとついてくるのです。

    サバ虎と遊びたくて必死に誘うのに、サバ虎がその気で近づいてくると怖いのか逃げちゃうんだな、もうちょっと勇気を出せば遊べそうなのに・・・そんなところも可愛いのですよ(^^;

    2016年3月19日 (土)

    工作室&備忘録 (NEX-5Nのローパスフィルター除去)

    先日のブログではしばらく使いながら考えると書きましたが、早速、ローパスフィルターを取っちゃいました。

    取ったのは今回購入した方ではないNEX-5Nです。

    何故かというと、もう保証がない事と、シリアルナンバーが若いので先に寿命が来るのはこっちだろうと・・・そうなったら部品取り用のNEX-5Nが利用できるし、パーツが無かったらその頃には今よりも安くなっているだろうからまた中古買ってもいいし・・・という訳です。



    あ、その前に、モニターのARコートフィルムですが、部品としての販売は出来ず修理扱いになるとの事ですので、もちろん修理には出しません(^^ゞ



    話は戻ってローパスフィルターの除去ですが、先代のNEX-5に比べると楽ですね。

    もう慣れてしまったのかもしれませんが、90分もあれば余裕で出来ます。

    これは自分の備忘録としての意味合いで(ローパスフィルターを戻す時の為)書いていますので参考にはしないでくださいね。



    まず道具。
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    外装を外すことから始めます。
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    赤丸内のネジを外したら、USBコネクタのところから爪か何かを引っ掛けて上面パネルを外します。



    側面のパネルはこの後に行いますが、その前にモニターを外す準備として赤丸内のネジを外します。(一番右のシルバーのネジは側面パネルも固定しています)

    モニタを外す際には赤矢印のフレキシブルケーブルが繋がっていますので注意!
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    ストラップホールにある黒いパーツを外します。

    写真はありませんが、直下の金属パーツも外れます。(向きによっては落ちてしまう)
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    これで他のパネルが外せます。

    コントロールホイールの基板を少し上にズラして外しますが、赤丸のフレキシブルケーブルに注意!
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    パネルを外し終えたらモニターを外しますがフレキシブルケーブルに注意!
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    放熱板?を外します。
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    フレキシブルケーブルを外しますが、赤丸はロック付きで爪で起こせます。

    フレキシブルケーブルによっては小さな穴があるのでピンセットの先を使って引き抜きます。

    穴が無いケーブルは両サイドの耳に引っ掛けて引き抜きます。
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    これで見えている基板が外せますが、裏にフレキシブルケーブルが繋がっているコネクタがあるので注意!(下の写真赤丸内)


    次の写真のネジを外してからロック用の金属パーツを外します。
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    左下のパーツはこの段階で外せます。

    赤丸内のネジを外し固定されていた金属パーツも外します。
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    上部のロック用のパーツを外します。
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    いよいよ、センサーの基板に取り掛かります。

    センターの金属板を赤丸内のネジを外して取ります。
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    基板固定用の黒いプラスチックパーツを外します。
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    放熱板?を取ります。

    これでセンサーが外せますが、本体を傾けずに外すと余計なパーツが落ちてきませんよ。
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    センサーが外れました。

    本体を傾けたりして赤丸のパーツが落ちてしまったら元に戻しておきましょう。
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    本題のローパスフィルターを外します。

    NEX-5のように両面テープで貼ってあるのではなく、黒い金属板で押さえてあります。
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    上下1ヶ所づつ爪に引っ掛けてあるので外します。
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    NEX-5ではドライヤーで温めて両面テープの粘着力を弱めてから外しましたが、NEX-5Nではこれだけで外れます。
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    ローパスフィルターにコネクターがあったので何かしないとエラーが出てしまうかと心配しましたが、何もせず外したまま組み付けても大丈夫でした。

    これでローパスフィルターは除去できました。

    後は逆に順を辿って組み上げれば終了です。

    一番の難関はモニターのフレキシブルケーブルを挿すことです。

    イライラせず慎重に行いましょう。

    力を無理にかけたりして失敗するとケーブル破損ってことになるかもですよ。

    さて、ローパスフィルター除去の作業は以上で終了ですが、続いて、光害カットフィルターを装着する為の処置を行います。

    と言っても、自分は37mmのLPS-D1を使っていますのでセンサー前に37mmのフィルター枠を両面テープで固定するだけです。
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    埃除けに保護フィルターも入れてます。

    レンズは全て電子接点の無いマニュアルレンズを使いますので、これでOKです。

    純正のレンズやフランジ内に出っ張るレンズを使う場合はこの方式は使えませんけどね。

    ※追記
    →これを解決する取り付け方法も試しました。
    次に改造をする場合はこのやり方で光害カットフィルターを取り付けようと考えています。
    安い時にフィルターも手に入れてあるしね(^^;


    NEX-5に比べて画素数が増え、高感度耐性も向上しているらしいし、電子先幕シャッターが使えてシャッター振動が発生しないので、天体写真の多少の画質向上を期待しています。

    天気が良くならないかなぁ!!!

    2015年2月11日 (水)

    工作室 (NEX-5ローパスフィルター除去のその後)

    これまでにローパスフィルターを除去した場合、カメラレンズでは無限遠にピントが合わない事があると書きました。

    対策はローパスフィルターと同じ厚みの光学製品をレンズとセンサーの間に入れればいいのですが、改造をやっているショップさんの情報では0.6mmのフィルターを入れれば大体解決できるようです。

    もちろんそれより厚くても大丈夫です。
    (替わりに近接撮影が犠牲になるのかな?)

    とにかく「何処にフィルターを入れるか」なんですが、マウントアダプターに入れてしまうとマウントが違うレンズを使うたびに入れ替え作業が発生してしまいます。

    で、カメラを見ると入れられるスペースは・・・。
    Low_pass_filter

    窪みのあるここしか思いつきません。

    もっと奥の四角の枠でも良いんですが、そっちはフィルターの形を加工しなければならないので、やはり簡単なのは丸のまま使う事ができるスペースの方が良さげ。

    使いたいフィルターは37mmの光害カットフィルターなので何とかなりそうです。

    そこで確認の為に、安い37mmのフィルターを手に入れました。

    1つはamazonで赤外線フィルターを、もう一つはコジマで処分品のMCプロテクトフィルターを入手しました。

    二つのフィルター形状を比較したところ、amazonで購入した赤外線フィルターの形状が接着剤(両面テープ等)を使って止めるのに都合のよい形状になっています。

    (止め方はもうちょっと考えた方が良いな・・・。)

    上の写真をよく見て頂くと、38.5mmでは下側にある電子接点が干渉してしまうので、実際には37.5mmまでが限界です。

    都合のよい方のフィルターの枠は♂ネジの最大径が36.6mmで少し余裕があります。

    最少径は31mmとちょっと小さめですが、センサーの対角はそれよりもさらに小さいので問題はないでしょう。

    また、フィルター枠の最大径は39.3mmでマウントアダプターの内径よりも小さいので干渉することはなさそうです。

    赤外線フィルターを外して枠だけをこの場所へ何らかの方法で着けてしまえば、後は37mmのフィルターを取り変え放題使用出来るって算段です。

    まぁ、37mm径のフィルターは種類が限られるでしょうけどね。

    プロテクトフィルターを常時着けておけば埃除けにもなりそうですが、ゴースト発生の原因にもなりそうなので検証が必要です。

    ゴーストが発生しなければプロテクトフィルターを常時着けておきたいですね。


    ところで、フィルターを仕込めば広角系のレンズでも無限遠が出るのかの検証ですが、マウントアダプター内にフィルターを仮止めしてテストしました。

    魚眼レンズでテスト。
    _dsc2012

    大丈夫でしたよ。

    これで、どのレンズでも天体撮影が出来るようになります。

    ちなみに、赤外線フィルターを買ったのは、せっかく赤外域の写真が撮れるようになったのだから赤外線写真にもチャレンジしたいとの思いからです。

    カラースワップとか独特の表現を試してみたいなぁと・・・。

    まだ知識が全然ないので、とりあえず、夕方の富士山頂上付近をボーグで撮影してみました。
    _dsc2014

    モノクロモードではなくカラーモードで撮っています。

    こちらはK-5で普通に撮ったモノ。
    _igp7324

    ガスっていてこんな感じにしか撮れませんでした。

    赤外線写真の方はディティールがハッキリ写っています。

    また違った趣ですね。

    2015年2月 8日 (日)

    工作室 (NEX-5ローパスフィルター除去)

    やっちゃいました。

    ローパスフィルターの除去。

    4~5年前の機種なので今更話題性はありませんが、やっている本人にとっては冷や汗モノ且つグヘヘなモノなのです。(これで赤い星雲やらなんやらが撮れるぜ!ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ)
    Low_pass_filter

    カメラの隣に置いてあるのがローパスフィルターです。

    これに赤外線カットフィルターとか貼り合わせてあるみたいなんですが詳しい事は分かりません。


    人にお勧めする物ではありませんので、詳細は省略します。

    改造をしてくれるお店もありますし、ネットで検索すると先人の方達の奮闘記が記されています。


    取る時の難関は2つ。

    一つ目はフレキシブルケーブルのコネクター。

    2種類あって冷や汗モノなのはロックが掛かっているヤツ。

    黒い樹脂を上に起こすのですが力加減が分からず壊しそうで・・・。


    二つ目はローパスフィルターそのもの。

    両面テープで貼ってあるのですが、何処にカッターの刃を当てていいのか分からないんです。

    ちょっと力を入れたら角の部分にピシッとヒビが入りました。

    センサーに掛かる所ではなく縁なので元に戻しても影響が無さそうなんですが・・・そこで、ドライヤーで温めてからカッターの刃を当てると・・・スッと外れました。

    最初からそうすれば良かったよorz


    戻す時の難関は液晶モニターのフレキシブルケーブルをコネクターに刺す事。

    細かく分解すれば楽なのかもしれませんが、そんなことしたら戻す自信はありません。

    ユニットごと外したんですが、本体とモニターが干渉する狭い場所での作業です。

    なかなか刺さらずイライラしました。

    これだけで1時間ぐらい格闘しました。


    外すまでが1時間弱。

    戻すのに2時間ぐらいかかっちゃいました。

    最後に電源を入れてモニターが写った時はホッとしました。

    さて、問題はこのままではカメラレンズでは無限大にピントが合わない事。

    つまり、カメラレンズで星の撮影は出来ないんです。

    ボーグとか望遠鏡は合焦点の調整が容易なので問題はありません。

    ローパスフィルターと同じ厚みぐらいの素通しのフィルター等をマウントアダプター内に仕込めばOKらしいです。

    早い話が光害カットフィルターを仕込んじゃえばいいんだよね。


    一番いいのは、上の写真見てもらうと、センサーの所にある段々状の枠にフィルターをカットしてはめ込んじゃえば良いんじゃないかと思っているんですが・・・。

    さて、どうしようかな?