Skymemo-S(スカイメモS)使用記

2017年9月29日 (金)

今日の星空 (二重星団(NGC869,884)とアンドロメダ銀河(M31) 副題(工作物の検証))

月明かりは邪魔だけど、久しぶりの星空になりました。

寄り道して、月日目盛環を利用した目盛環とフラットフィルターの検証をすべく表題の対象を写真に撮りました。

機材のセッティングを終えたら、まずは、そんなに明るくないけど周りに目立つ星のないアルフェラッツを導入します。

その時角を赤緯&赤経目盛環にセットします。

そして二重星団の時角に合わせるべく、赤経&赤緯の目盛を見ながらポタ赤の二軸を慎重に回します。

赤緯と赤経、順番をわざと変えて表記しましたが、その順番に意味があります。

赤緯にはモーターが無いので一度セットしたら狂いませんが、赤経は時間と共にモーターによってズレていきます。

なので少しでも狂いを少なくするためにこの順番で操作しているのです。

まぁ、気休め程度でしょうか・・・。

で、導入一発目の二重星団。

画角は212mmのminiBORG50+レデューサ0.85xDGの組み合わせです。
_dsc9357

バッチリじゃないですか。

この目盛環でも問題なく使えます。

少し位置の微調整をして10枚撮影しました。

そしてダークフレームを3枚。

この間工作したフラット用フィルターを装着してフラットフレームを3枚。

この素材を使用してDeepSkyStackerで8枚を選別してコンポジットしました。

一つはダーク処理のみ、次にダーク&フラット処理、最後にダーク&フラット&ダークフラットと3種類合成してみましたよ。

その写真をピクセル等倍で比較したモノ。
Compare

う~ん、違いがよくわかりません。

因みにフラットはライトフレームと同じ露出設定で撮影していますので、ダークとダークフラットは兼用です。

DSSではダークフラットがダークと同じファイル名では受け付けないのでリネームして使います。



とにかくフラット処理もDSSで問題なくできるようになりました。

以下はDSSでダークフラット処理までかけた写真です。


二重星団。
Ngc869_dfdf_iso1600_80sx8_r
(SONY NEX-5N(改) miniBORG50+レデューサ0.85xDG ISO1600 80sec×8枚 LPS-D1 SkyMemo-S)

アンドロメダ銀河。
M31_d_f_df_iso1600_80sx8
(SONY NEX-5N(改) miniBORG50+レデューサ0.85xDG ISO1600 80sec×8枚 LPS-D1 SkyMemo-S)

月明かりの下なのでこんなもんでしょう。

前に気になったザラザラ感もなくなったような・・・フラットエイドでうまく処理できなかった時に感じる不自然さも感じないし、まぁいい感じではないでしょうか?

何より、謎の斑点が全く気にならなくなりましたよ!!!

2017年9月27日 (水)

番外編 (赤経の月日目盛環を目盛環に利用する)

今回はtobosakuさんが考案された、塩ビ管を使った工作が不要な目盛環の紹介です。

自分は多くはありませんが、工作道具をそこそこ持っています。

ほとんど中古でリサイクルショップで買い求めた物ですが、そんな便利道具が少ないと赤経軸の目盛環作成はハードルが高いようです。

基本的にはノコギリと丈夫なカッターがあれば作成は出来るのですが、縁の加工はその丈夫なカッターでチマチマ行うことになり怪我の可能性も高い工作です。(実際試作時はその方法でチマチマ作りました)

それに対してこちらの目盛環はパソコンがあれば出来る物なので安全です(^^;


スカイメモSに関することを扱うブログとしては「これも紹介しておかなければ」と勝手に思い込んじゃったんですよ。

ちょっと難しかったのが、月日目盛の盤面が円錐形な事。

正確に測る道具は持っていないので、ノギスで測って計算サイトで結果を求め→JW_CADでパターンを作る→印刷して盤面にあててみる→測定が間違っているようで合わない・・・を3回ほど繰り返しようやくほぼピッタリなスケールが出来ました。

なんせJW_CADも自己流で覚えたので、難しい図面の引き方というか簡単に使える技をあまり知らないのです。

今回は円周上に均等に線分を作成する技を覚えましたよ。

おっと、そんなことはどうでもいいですね。



では、本題に・・・。

データとしてはJW_CADで扱えるものと、Webブラウザから印刷できるものと2つ用意しました。
Hardcopy
左はJW_CAD、右はInkscapeの画面です。

Webブラウザで扱えるデータは”Inkscape”等SVG形式のファイルを扱えるソフトで編集もできます。

ただし、ソフトの操作についてはこちらも素人なのでお答えできませんのであしからず。


こちらの印刷環境ではそのまま印刷してバッチリでした。

こんな感じです。
Dscn6427

Dscn6428

補足:見ての通り北極星の導入に月日目盛は使用できなくなりますので、他の方法で行ってくださいね。
例えば、こちら



ただし、貼るのが難しいです。

自分が不器用なだけかもしれません。

そもそも貼り始めがズレていました(^^;
Dscn6429

こちらの目盛環を使う場合は読みにくいのでバーニヤは使わない方がいいかもしれません。

この写真で言うと、バーニヤを少し手前にはみ出す様に貼って角を下側に丸めるように貼れたらいいのかな?

バーニヤと目盛環が同じ面上にないので読みにくいんですよね。

※追記
さすがに貼り直しましたよ(^^;
目盛の読みやすさから、自分は塩ビ管の目盛環を使いますが、しばらくは検証のためにこちらの目盛環も使います。

※またまた追記
この目盛環を使用した時の導入精度の検証をしました。
212mmの画角(フルサイズ換算318mm)でのテストです。
こちらで書いています。


こちらがデータです。

「SCALE_CIRCLE.svg」をダウンロード

ブラウザで開いてラベルシートに印刷してご利用ください。

JW_CAD用はこちら。

「SCALE_CIRCLE.jww」をダウンロード



後は赤緯軸だけ作れば、見えない天体もあなたの手中に!!

赤緯軸の目盛環はTSソケット(呼び径50)の端っこを15mmぐらい、ノコギリで切るだけで出来ますよ。

内側に薄いフェルトシートを貼れば完成です。


あ、目盛が無きゃダメですね。

赤緯目盛環のデータはこちらです。

SVG 「SCALE_2.svg」をダウンロード

JW_CAD 「SCALE_2.jww」をダウンロード

バーニヤ目盛はお好きな方をお使いください。

使わなくても十分な精度で導入できます。


それと、目盛環の使い方自体はネットで検索してくださいね。

簡単に紹介しますと・・・。

1.明るく手動で導入しやすい天体を導入する。

2.その天体の時角を調べてその通りに赤緯&赤経目盛環をセットする。

3.導入したい天体の時角を調べる。

4.目盛を見ながら赤緯&赤経軸を動かし調べた時角に合わせる。

以上で400mmぐらいの望遠レンズなら、カメラの画角に導入できていますので、後はテスト撮影しながら位置の微調整を行ってください。

では、スカイメモSで星空を堪能してくださいねー!

2017年9月17日 (日)

工作室 (スカイメモS用赤緯軸目盛環の見直し)

台風が近づいて来ているのですが、風もなく、時折雨がぱらつくぐらいで、短時間であまりお店を広げなければ工作には問題なさそうな感じでした。

もとより、赤緯軸目盛環の塩ビ管を少し短くして一部削るだけの加工なので、開始から撤収まで30分かからないだろうと考えていたので、雨が降り出さないことに掛けてみました。

出来ちゃいましたよ。

こんな感じです。
Dscn6420

前はクランプノブに嵌め込んで使っていました。
_dsc6521

粗動について質問を受けたことから思いついた改良策を実行したわけです。

以前の装着個所から、盲点になっていたカメラネジアダプターへの装着へ変更です。
Dscn6415

ココもクランプノブと同じ直径だったんですよ。

ただ、以前は目盛環自体の長さについては適当でよかったんですが、今回は制約があります。

そこで、以前の長さ約15mmから・・・。
Dscn6408

少し短くして13mmに変更しました。
Dscn6410

それと、微動台座の形状に合わせて断面の加工が必要でした。
Dscn6411

少し段差を付けてあげると、バーニヤ目盛との間隔があまり開かないので、目盛の読みがわかりやすくなります。

まぁたった1mmの違いなんですが、アリ型プレートの台座側の処理が少し丸みが付いているので、この加工をしても少し間隔があるように感じます。(1.5mmぐらいの深さに削った方が良かったな・・・。)
Dscn6420_2

前は下向きに付いていたバーニヤ目盛が上向きになるので、目盛環自体もそのままでは数字が逆さになって読み辛くなります。

なので、修正ついでにバーニヤ目盛も10分単位から5分単位に替えてみました。
Scale_fix

実際、付けてみた感じ微妙すぎますね。

バーニヤ目盛の間隔をもっと広げないとハッキリ読み取れそうもない気がします。

あまり間隔を広げても使い辛そうだし・・・。

 ※追記
  CAD画面上でいくつかパターンを試してみました。
  結果目盛環自体の目盛間隔が広がらないのにバーニヤだけ間隔を広げても無意味でした。
  60Φのこの目盛環には10分単位のバーニヤが一番使いやすいと思います。

10分単位でも全く不具合は感じなかったのでやり過ぎた感があります。


さて、これで粗動もできるようになりました。

でも、自分は粗動は使いませんけどね。

微動でコツコツと動かしますよ(^^;

クランプは絞めつけたい人なので、緩める際の反動が怖いのです。

この辺りの使い方は個人差があると思うので、同じような構成で使われる方で粗動も使う方は、ぜひこんな感じで作ってみてはいかがでしょうか?


※追記
tobosakuさんへ
月日目盛リングに貼る赤経軸目盛環のサンプルを貼っておきます。

「scale_sample.svg」をダウンロード

JWWで作成したものをInkscapeで読めるようにしてあります。
JWWでは月日目盛の実寸で作りましたが変換時に狂っているかもしれませんので参考程度に考えてくださいね。

(円錐を考慮して作り直しました。)

※またまた追記
赤経軸に関してのみですが、この目盛環なら塩ビ管の加工が不要なので工作は簡単な赤緯軸のみとなります。
そこでこの目盛環が月日目盛リングにピタッと来るパターンを作成中です。
上の添付ファイルでほぼ合っているように思いますが円周が若干足りていないような感じもします。
いくつかパターンを作っていますのでピッタリくるやつを探してまた貼っておきます。
SVG形式のファイルなので編集を必要としなければどなたでもブラウザで開いて印刷もできます。
多少編集したいという場合はSVGファイルが扱えるInkscapeなどのソフトウェアで行ってくださいね。
ソフトウェアの使い方の質問はご遠慮ください。
jw_cadのデータとして欲しい方は、コメントにそう書いていただければOKです。


作り直して記事にしました。

こちらからダウンロードしてください。

2017年2月23日 (木)

番外編 (知ったかぶってたバーティノフマスク) とオマケ

天体写真を撮る際にピント合わせを確実にするツールとして「バーティノフマスク」というツールを自作して使っています。

自作用のパターンを生成してくれるサイトを利用して、製品を真似たパターンを作成して使っていました。

パターンを細かくするとよりいいらしいことは知っていましたが、自分が選んだ作成方法が台紙からカッターを使用して切り抜く手法でしたので限界がありました。

プリンターを使うことも考えましたが、自分の所有するプリンターはPM-890Cという骨董品。

用紙対応が幅広く非常に重宝したプリンターなのですが、今ではノズルが詰まってしまって調子が悪く実質使えません。(いつか徹底的にクリーニングしてやろうと・・・)

ほかにも亡き親父が使っていたPIXUS 560i(これも古い!)もあり、これは調子がいいのですが過去に自作極軸望遠鏡を作った際に、スケールパターンをOHPシートに印刷できなかったという事実があって選択肢が・・・カッターで切り抜く・・・に行き着いたのです。


先日、ともさんがバーティノフマスクを作成するにあたりコメントをしていた方により、パターンを細かくし広角レンズでもなんとか使えているらしいという情報を得ました。

なんと!これは知りませんでした。

自分が作ったバーティノフマスクを広角レンズにつけてみて無理だったことから、あくまでも望遠レンズで使うツールとしてとらえていたのです。

これを可能にするにはOHPシートで印刷することが前提と考え、今一度、560iでテスト印刷をしてみました。

するとなんということでしょう!ちゃんとインクが定着したのです!

純正インクではなく、先日、互換インクに変えてあったので、もしかしたらできるかもという期待はしていたのですが、ほんとにできるとは!

早速、自分の運用上使いまわしの利く82mmと58mmを作成しました。

これは58mmですが並べてみました。
Dscn6212
仕切りの線は細くしたほうがもっといいかもしれません。


テストしてみましたよ。

まずは望遠レンズで今まで使っていたモノとの比較です。

あいにくの天気で金星しか選べませんでした。

今までのバーティノフマスク。
Venus2

これでも十分だったんですよ・・・。



新作バーティノフマスク。
Venus

あぁ、全然違う!

モニター上でも全く違います。

これはもう元には戻れません。

シリウスが見えてきたので・・・。
Sirius

ヒゲもしっかり見えます。

今までは一等星でも撮影して確認していたのですが、これならモニター上で十二分に分かります。

すぐに雲に隠れそうだったので、ついでにM41も撮影しました。
Pint_test_iso1600_90sec_fl

広角レンズ(SAMYANG 14mm F2.8)では星相手には試せませんでしたが、街灯り相手にテストしてみたら少し光条が見えました。

モニター上では分かり辛いので撮影するとよりハッキリします。

小さいので分かり辛いことには変わりないのですが、今までの・・・一番星が小さく見えたかな?・・・という勘に頼るよりは確実なピント合わせになります。

まぁ、星相手にやってみなければいけませんね(^^;)


バーティノフマスク、奥が深いですね、パラメータを細かく変えていったらもっと良くなるんでしょうか?

とりあえずこれで満足していますが、情報だけは得る努力をしていきたいと思います。



さて、雲が移動するのを待っている間ずーっとフクロウが耳を楽しませてくれていました。

比較的ゆっくり流れる流れ星も見ることができたし退屈はしませんでした。

空を見上げて待っていると、フクロウが鳴いていた方向の木から鳥が飛び立ち、頭上を音もなくそのシルエットが羽ばたいていきました。

絶対フクロウだと思います。

さっきよりも近い林の方向へ飛んで行ったので、通り過ぎなければまた鳴いてくれるだろうとレコーダーを仕掛けておきました。

オマケはその音源です。


フクロウでしょ?

種類はわかりませんけど・・・。

2017年2月19日 (日)

今日の星空 (東~南の空でメシエ天体をゴッソリ(3/49/53/58/59/60/61/64/68/84/86/87/88/89/90/91/99/100/104))

メシエ天体を大量ゲットしてきました。

まず一通りを撮ってみたいというシリーズなので、小さい/見えづらい/きれいじゃないとか考慮していません。

全部1枚モノ。

JPEG撮って出しをトーンカーブ調整とリサイズをしています。

機材&撮影条件は、
カメラ&撮影条件:SONY NEX-5N(改) ISO3200 90秒
レンズなど:miniBORG50 レデューサ0.85xDG LPS-D1
赤道儀:Skymemo-S
と、いつもの構成です。

順不同ですがこんな感じです。
_dsc8119

_dsc8122

_dsc8124

_dsc8125

_dsc8127

_dsc8131

_dsc8135

_dsc8136

_dsc8137_2

_dsc8138

最初のM104(ソンブレロ銀河)はナノ・トラッカーでも撮ったことがあります。

当時はM104を導入するのにものすごく苦労していました。

何度か断念したこともありますし、感が冴えてサクッと導入できたこともあります。

今では全く困らずに一発導入できますよ、目盛り環って便利ですね。

この辺りはメシエ天体だけでなくNGCやICなどもゴッソリあり賑やかな領域です。

212mmではあるのが確認できるレベルですが、これらを綺麗に撮りたいとなると機材だけでなく腕も相当上げなければならないでしょうねぇ・・・。

将来、引退して山奥で隠居生活を始めたら時間をたっぷり使ってチャレンジしてみたいですね。

それまで、楽しみに取っておきます。

2017年2月13日 (月)

工作室 (スカイメモS用35度傾斜台座)

庭に来るシジュウカラですが、彼らは言葉を持っていますね。

バードケーキを食べる前・食べている最中・食べ終わった後、それぞれで鳴き方が全く違うのです。

それぞれの場面で同じ言葉を繰り返し鳴くのですが、食べる前と食べた後はそれぞれ2パターンの鳴き方をし、そのうちの1パターンは共通していました。

食べているときは1パターンの鳴き方を繰り返していて、まるで美味しい美味しいと鳴いているみたいでした。

不思議に思ってネットで調べると、やはり、言語を持っているんじゃないかという研究をされている方がいるようです。

翻訳できるアプリとかできないかなぁ。

そうなったら面白いのになぁ。


久しぶりに工作をしました。

ちょっと前にともさんのブログを見て「あっ、これ使えるかも」って思っていたんですが、専用の雲台もあるし緊急性はなかったのです。

日曜の午後、急に思い立って2時半ごろから始めました。

普通の人より工作道具は多いと思いますが、精度の出る道具は持っていないので切断面を研磨して整えたりしていたら3時間ぐらいかかっちゃいました。

目論見では2時間もあればできるなって考えていたんですけどね(^^;)

使うときはガイド鏡などに使う「ガイドマウント」と組み合わせます。

こんな感じ。
Dscn6205

Dscn6206

ナノ・トラッカーを使うときに使用するガイドマウントですが、実質ナノ・トラッカーは使っていないので、スカイメモSで使ったらあの独特の癖がなくなって使いやすいんじゃないかなって思ったんですよ。

ただ、作成時にマジマジ各部を計ってみたら、底面と上面が並行が取れていないんですね。

ナノ・トラッカーをセットするときに三脚で水平を取っても、これとアングルプレートを組み合わせて載せるとアングルプレートの水準器が傾いているので変だなーって思いながら修正していましたが訳が分かりました。

なので、台座とガイドマウントの間にアルミテープを重ねて貼って調整してあります。(2枚目の写真にちょっと写っています。1.4mm嵩上げしてあります。)

問題なのはこのガイドマウントの耐荷重が分からないことです。

中古で買ったのでどこの製品かも分からないし調べようがないのです。

かなりしっかりしていますが、似たような製品だと2~3キロみたいなので、これもそのぐらいが限度ですかね。


取りあえずこんな組み合わせでテスト撮影しました。
_dsc7871


212mmでは強風と言っていいような風が吹いていましたが、M81&M82を180秒追尾しても問題がなくまだまだイケそうでしたよ。

その時のJPEG撮って出し画像です。(りサイズのみ)
_dsc8062
(SONY NEX-5N(改) miniBORG50 レデューサ0.85xDG ISO1600 180sec LPS-D1 Skymemo-S)

まぁ赤緯も高いしそんなに流れることはないと思いますけど、風によるブレが出なかったみたいなのでこれはいいかも。

スカイメモS用のアリ溝台座を別売りしてくれたらいいのになぁって思いましたよ。

アリ溝用のエンドミル買えばいいのかも知れないけれど、自分の工作道具では使いきれそうもないなぁ。

ネジで止めるのが安上がりだけど運用を考えるとアリ溝台座がほしいですよねぇ。

あと、耐荷重5キロ以上のガイドマウントもあれば自作の幅は広がりますね。

無い物ねだり(^^;)


そのまま5枚撮影しましたのでコンポジットしておきました。
M8182_iso1600_180x5_2fl

今日は衛星がかなり目立つ日でした。

ISSも見られたし、撮影中にもイリジウム衛星とかGPSとかがいくつか見られましたよ。

こちらは衛星画像を外してコンポジット。
M8182_iso1600_180x3_1fl


あれこれ弄ってから撤収前に極軸望遠鏡を覗いてみたら、スケールパターンの在るべき円周上に北極星が外れずに見えていました。

なかなか優れモノだと思いましたよ。

2017年2月 6日 (月)

番外編 (力加減が難しいスカイメモSの極軸調整)

月が明るくなりましたので、星空を撮るのは気が進まないですね。

なので、前からやってみたかったスカイメモS用微動雲台のグリスアップをしましたよ。
(グリスは「高粘度の硬め」でモーター駆動部には使わないでくださいというタイプを使いました。)

この雲台は使っている人ならわかるかと思うんですが、動きに癖があります。


まず高度調整ネジについて。

高度調整ネジはバックラッシュというのか遊びというのか(同じ意味ですか?)があり、ギアに噛むまでがなんか不安な感覚になります。

極軸を合わせる際に「あっ!ちょっと行き過ぎた」と戻そうとするとしばらく動き出さない範囲が存在します。

そこからギアに噛みだし動き始めて少しの間ネジの負荷が軽いのです。

そしてその範囲は手ごたえがないのでしっかり止まっているのかクランプを締めていても不安があるのです。

ちなみにこのとき微妙に横ずれを起こしています。

自分の場合、極軸導入はマニュアル通りにはやっておらず、スケールの水平&垂直を出してからスマホのアプリが示す位置に北極星を合わせるのですが(詳しくはこちら)、その方法だとスケール上を動く北極星が、高度調整ネジで切り返した時にスケール上から外れるのです。

ネジを回す手に負荷が感じられるようになるとスケール上に北極星が戻ってきます。

なので、ちょっと戻したいということはせずに、一度大きく外してから一方向(上か下か)だけで位置を合わせるようにしています。



次に左右微動ネジについて。

このネジの改善点についてはこちらで詳しく書いています。

改善後も微妙に癖が出ます。

その癖は締め込んで固定する際にネジの回転に合わせて照準が上下どちらかに動くのです。

それは固定方法がネジによって内部の突起を挟む方式になっているためなのですが、上下の動きを白いユリアネジへの交換により抑えていても微妙に出るんですよ。


今回のグリスアップはそれぞれの問題が緩和できたらいいなとの思いからなのです。

高度調整ネジについては固いグリスに交換することで感触を変えたい。

左右微動ネジについては固いグリスを内部の突起に塗ることでグリスの持ちが良くなれば上下動に多少いい効果が出るのではという期待。

それぞれの効果がいい方向に出ればいいなとやってみました。

結果から言いますと非常にいい感じになりました。

まだ、多少の癖が感じられるものの、以前から比べたら月と鼈!

(あ、書き忘れましたが高度調整ネジは、ノブと反対側(極軸合わせの時自分から見える方)の固定ネジ(カニメレンチなどが必要)を少し締めました。
ノブを回すとき多少重くなりますが手に感じる感触は良くなります。)



そうなると、前の状態で合わせた赤経体と極軸望遠鏡の回転軸がもっと追い込めるのでは?という考えが沸いてきました。

前置きが長くなりましたが、今回はそのとき起こった出来事です。

微妙に合わせきれなかった極軸望遠鏡の回転軸(ホントにちょっとですが)を合わせようとあるイモネジを緩め代わりにほかのイモネジを締め込んだら・・・フッと軽くなったのです。

???

ネジ溝をなめちゃった?( ̄○ ̄;)!


もうどうにもなりません。

仕方がないのでバラしてみたら原因が分かりました。
1956251

今までの調整時にズレないように締めすぎてイモネジがスケールの枠を削ってしまっていたのです。

これ、見た目にアルミ(ジュラルミン)製なんですね。

もうちょっとしっかりした金属だったら良かったのに・・・。


内部は金属粉だらけでした。
1955061


つまり、イモネジが枠を削ってネジの長さが足りなくなっちゃったわけです。


各部清掃後、イモネジが当たる部分を傷のないところに変えて元に戻しました。
(自分は経度差補正メモリを使わないのでこんな感じでOKです)

回転軸は後日合わせます。

そこで教訓。

締めると結構締め付けることができますが、適度なところでやめておきましょう。

軽い力で止まる範囲で調整しましょうね(^^;)

2017年1月21日 (土)

工作室 (スカイメモS用微動雲台の改良PARTⅡ)

今回買ったノートパソコンですが、ディスプレイの設定があまりできません。

前に使っていたノートパソコンはそれほど違和感を感じなかったので調整せずに使っていましたが、今度のはちょっと薄いというか冷めた感じなのです。

デスクトップPCで画像処理してアップロードした画像が、このノートパソコンだとちょっとイメージが違うんですよね。

そこで調整を試みたんですが・・・単体の液晶ディスプレイだといろいろ設定できるようになっているのにノートパソコンだとこんなもんですかね。

トーンカーブ調整みたいなのがあったのでそれで調整しましたが色温度みたいな調整ができたらいいのになぁって思いましたよ。


月が昇ってくる時間が遅くなっていい感じの夜空になりそうな週末なのに雲に覆われちゃって残念です。

日中、週末の買い物が終わってから以前取り上げた表題の件、少し手を加えました。

元々の状態はこうなっています。
_dsc3301_2

それをこんな風にしました。
_dsc6599

青○が変更後。

その変更したネジに手を加えたのです。

まずは白いユリアネジ部の構成。

元は六角ボルト+樹脂製ワッシャーという構成ですが・・・。
Dscn6149

ユリアネジ+バネワッシャー+ワッシャーという構成に替えました。

こうなります。
Dscn6150

次に微動ネジ部。

購入したままではネジ頭がまったく調整されていないので、極軸合わせの際に抑えのユリアネジ部を締め付けても照準が多少グルグル回転します。

なので、ネジ頭をこのように調整します。
Dscn6153

元の微動ネジもこのように調整されていました。

自分のは山の部分が偏芯していたので、買ってすぐに不具合に気が付いて調整しなおしましたけどね。

これで、超快適に微動できます。

極軸設定も超スムーズ。

買ったままではこんな動きは出来ないでしょ?
Dscn6154

Dscn6155


大した力を入れずとも快適に微動できますよ。

同じものをお使いの方はこのように改良することを力一杯お勧めします。

もっといい方法があるかもしれませんけどね・・・。

2017年1月 5日 (木)

番外編 (スカイメモS用微動雲台の改良)とオマケの月面X

改良なんて書きましたがそれほどの事じゃありません。

ただ、ネジを替えただけなんですが、使い勝手は大幅に良くなりますよ。

このネジを替えます。
_dsc6599

右のが元々のネジ。

左のが交換後。

六角ボルトは雲台がガタつかないように抑えとしての役割かと思われますが、出来たらここは締め付けておきたいのです。

デフォルトは締めず緩めずで頼りない感じなのです。

ただ、微動用のネジのツマミ部分の径が小さいため、六角ボルトをほんの少し締めただけで微動ネジが回らなくなってしまうのです。

微妙に緩めると微動できるようになるものの、可動範囲が狭くなってしまうという悪循環。


これを解決するのが今回の目的です。

左右共に交換後。
_dsc6605

微動ネジをノブ付きの市販品に替えるだけで劇的に改善されます。

六角ボルトは変える必要がないかもしれませんが、調整の度に六角レンチを使うのは面倒です。

指だけである程度の力で締め付けられるネジに交換しておく方がいいでしょう。

蝶ボルトも買ってみたのですが雲台と干渉してしまい回すことが出来ず、ユリアネジを使いました。


交換後、北極星の導入をしてみましたが、つまみがノブに変わったことで軽い力で左右に微動できるようになりました。

しかも六角ボルトの代用ネジは締め付けてあるのにも拘らず、左右の可動範囲はフルに微動調整できるのです。

そして確実に締め込めるのです(固定できる)。


今までは剛性感を出すために六角ボルトをちょっと締めてあったので、左右の微動可能範囲はかなり狭かったのです。

その為に三脚を立てる時、結構な精度で北極星に正対させる努力が必要でした。

このあたりの事って誰しもが悩むことじゃないような気もしますが、心当たりのある方はホームセンターへ直行して替えちゃってください。

500円ぐらいの投資で導入がスムーズになります。

前々から交換しようと思っていたのですが、とりあえず、導入はできているのでこの対策は後回しになっていました(^^;




オマケです。

今日は月面Xが見られる日でした。

良い時間は16時半頃らしいのですが、19時頃に撮りました。
_dsc6609

次のタイミングは3月5日の19時半頃とのことです。

2016年12月21日 (水)

今日の星空 (メシエ天体:M15、M30、M71、M72、M73)

先月末、蕎麦屋の「ゆで太郎」が静岡にも出店されました。

この手の蕎麦屋さんは首都圏へ出張した際にはよくお世話になりました。

学生時代も駅ソバを含めてよく食べたなぁ。

今や生蕎麦を製麺からやっちゃうんですから隔世の感がありますね。

で、先日食べてみたのですが意外とお上品な味でシックリこないのです。

なんだろう?出汁が効いていないのか?そんなことはないよねぇ・・・。

まだ慣れていないので味が固まっていないのかな?

いずれにしろ大好きなそばがリーズナブルに食べられるお店は貴重ですので続いてくれることを期待します。

通った際にはなるべく食べるようにしますから頑張ってね!



今日も帰りに寄り道をしてきました。

ソコソコの精度で天体を導入できるようになったので、メシエ天体を制覇したいと考えているのです。

時間にして30分、霞んでしまって明るい星しか見えない空でしたが、そんなことは関係なしにサクサク5つのメシエ天体をゲットしてきました。

この手軽さがポタ赤のメリットですよね(^^;

M15。
M15

M30。
M30

M71。
M71

M72&M73。
M72m73

霞んだ空+光害にやられているので1枚撮りでトーンカーブ調整のみしています。

小さな天体の特定は難しいのでけむけむさんの記事を参考に写真から解析してくれるサイトを利用しました。

M72&M73辺りは200mm程度の1枚撮りでは、正直、写っているのかすら分かりませんでした。

目盛環は便利ですね、ちゃんと導入できてる!

とりあえず、この機材構成でメシエ天体を制覇して、次のステップでは天体の大きさに合わせた機材にしたり、品質の高い写真を撮ろうと考えています。

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